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腎臓病の予防と早期発見のススメ

血圧と体重の管理

「慢性腎臓病になりやすい人と主な疾患 慢性腎臓病と生活習慣」でハイリスク群を紹介しましたが、ここでは、もう一度予防という視点でみてみましょう。自分は健康であると思っていても、血圧やBMI(体格指数)をきちんと把握している人は多くありません。BMI(体格指数)は、体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))で計算されBMIが25以上であれば、肥満ということになります。肥満は、万病のもとであることは言うまでもありません。減量の必要があるかどうか改めて振り返ってみましょう。
一方、血圧は収縮期血圧が130oHg未満、拡張期血圧80oHg未満が目標値です。もし高血圧であれば、減塩を開始することが大切です。

 

加齢による腎機能低下

誰もが避けて通れないのが、老化による腎臓の機能低下です。50歳以降は、健康な人でも徐々に機能は低下していきます。しかし、食事や生活習慣に気を付けることで、そのスピードを緩やかにすることができます。また高齢者はのどの渇きを感じにくいので、水分補給に気をつけましょう。腎臓は体の水分量を調節する役割があり、水分の摂取不足・過剰摂取はともに負担になるからです。

 

早期発見のために健診を受けましょう

重要な役割を担う腎臓に長く働いてもらうには、その機能低下に早く気付き、生活改善や治療を開始することが何よりも大切です。しかし、腎臓は我慢強い臓器なので異変を発見するには、定期的な健診が必須です。
またふだんから尿の変化に気を付けるようにしましょう。赤っぽい色や泡立ちが続くようなら要注意です。
家庭でできる簡易尿検査の試験紙も市販されているので、ときどき行ってみるのもいいでしょう。