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- 【監修】
- 大阪市立大学 大学院医学研究科泌尿器病態学 教授 仲谷達也 先生
Q5.ドナーとは?
A5.腎臓を提供する方をドナー(提供者)といいます。一方、移植を受ける方をレシピエント(受腎者)といいます。生体腎移植のドナーは腎不全患者さんの血縁者で、以前はほとんどが親・兄弟(姉妹)でした。しかし最近では拒絶反応予防薬の進歩もあって夫婦間の例も増えています。献腎移植のドナーは心停止後の方や脳死の方です。

Q6.誰でも腎臓を提供することができますか?
A6.健康な方であれば提供は可能です。ただし20歳以上60歳未満が理想とされる年齢です。腎臓提供を希望される方は、先ず血液検査やレントゲン、超音波検査などの検査を受けます。ドナーの腎臓のはたらきや、レシピエントに持ち込む病気のないことを調べるためです。これらの検査は数回の通院ですみます。
以前はHLA抗原や血液型などの組織適合性が問題になっていましたが、最近では免疫抑制薬の進歩のおかげで組織適合性が一致していなくても腎臓の提供が可能です。
Q7.腎臓を提供して腎臓が残り一つになっても大丈夫ですか?
A7.正常な一つの腎臓はその50%の機能で大人1人の日常生活を支えるのに十分な能力があるため、腎提供をして腎臓が残り一つになってもまだ余裕があります。ドナーの腎臓の能力についてはドナー候補になった時や移植前の検査で正確に調べ、能力が十分ある方だけが提供できます。

